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執筆者の写真スメルノマニア

「舞台」



こんにちは。大志です。


昨日は、新国立劇場へ


MOTHER マザー

特攻の母 鳥濱トメ物語


の舞台に行って来ました。


大東亜戦争中、軍指定食堂だった


「富屋食堂」を舞台に


特攻隊員達や戦後やってきたアメリカ


兵士達のドラマを鳥濱トメさんの視点を通して


描く舞台でした。


とても胸が痛かった。


何故若く未来ある男子が特攻隊にならなければ


いけなかったのだろう。


切なく、悲しく、


でもこれは本当にあった現実の話です。

 

特攻隊員の遺書には家族への思いと夢が溢れ、


夫が特攻隊と知らずに訪ねてくる妻に隊員たちが

嘘で繕うもわかってしまったり。

 

お弁当を持って訪ねて来た母に隊員たちが嘘で

繕うも、「頭が悪くても息子のことはわかります」と泣く母。

 

父母が亡くなり、幼い妹を残して特攻しなくては

ならない兄。「あしたはなにをしてあそぶの?」と妹に聞かれ、「明日、お兄ちゃんは大事な日なんだ。」と涙する兄。


そんな特攻隊員たちは「神様」と呼ばれた。

 

が、戦争に負けると、特攻隊員の写真や手紙は焼き捨てられ、けがらわしいと言われた。犬死にと言う者もいた。

 

特攻隊の軍指定食堂だった「富屋食堂」が、戦争に負けたあと、アメリカ兵士達を受け入れなければならなくなった。

 

特攻隊員隊お世話をして、戦争に負けたからとアメリカ兵士を受け入れなければならない葛藤、良からぬ噂、娘たちの葛藤、アメリカ兵士を見て本当に戦争って何でするのだろうと思いました。


戦後74年、戦争を知らない人が増えている世の中、本当に起こった歴史を是非、多くの人に知って欲しい。

 

この舞台にこれてよかった。


当たり前なんてない。


今生きていることに感謝🙏🙏🙏


では。




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